ダイナミックレールパッケージのデメリットは？なぜ安いのか価格変動についても

GWや年末年始、夏休みなど長期のお休みが確保できた際は旅行の計画を立てたくなりますよね。

旅行先で楽しみたいこともたくさんあると思うので、旅費はできるだけお得に抑えたいと思われている方も多いはずです＾＾

そんなときにお勧めなのが「ダイナミックレールパッケージ」なのですが、この記事を読まれている方はこのような疑問をお持ちではないでしょうか。

ダイナミックレールパッケージのデメリットについて

JR東日本系列の「びゅうトラベル」が販売している旅行プランの「ダイナミックレールパック」という商品があります。

ダイナミックレールプランでは、往復の新幹線と宿泊先のホテルがセットになった旅行パッケージが販売されています＾＾

さすがJR東日本系列というだけあって、新幹線が安く利用できるのがとてもありがたい旅行パッケージです＾＾

でも、ダイナミックレールパッケージには実際に利用してみるとわかるデメリットもいくつか存在するんです。

まずは、利用時に注意が必要なデメリットについて紹介していきます。

デメリット①：選択できるホテルの数が少ない

ダイナミックレールパッケージでは、新幹線と宿泊先がセットになって販売されています。

そのため、旅行の申し込み時に乗車する新幹線と宿泊先を選ぶ必要があります。

さすがJR東日本系列というだけあって、選択できる新幹線の時間は豊富なのですが、

選択できるホテルの種類はあまり多くない

という特徴があります。

少ないと言っても数個しかないわけではないのですが、楽天トラベルや一休などの旅行専門サイトのように、何百と候補が出てくるわけではない点には注意が必要です。

種類としては、

一般的なビジネスホテルやシティホテルが候補になることが多いです。

逆に旅館や温泉宿の候補はあまり多くありません。

用途によって利用するサービスを使い分けるのが良さそうですね＾＾

デメリット②：時期によっては割高なこともある

ダイナミックレールパッケージは、その名の通り「ダイナミック価格」を適用しています。

つまり、

価格変動型の旅行商品なので、混雑する時期は価格が高くなります。

つまり、以下の時期は繁忙期なので価格が割高になります。

• 年末年始
  
• お盆の時期
  
• ゴールデンウィーク　など

そのため、帰省などの事情でない限りは、連休シーズンなどを避けると安い価格で旅行を楽しむことができますよ＾＾

デメリット③：列車の時間・座席変更ができない

ダイナミックレールパッケージを利用する中で、個人的に最もデメリットと感じる点としては、

新幹線の時間を一切変更できない点

です。

同様に座席の変更もできないのですが、座席よりも時間が変更できない方が不便に感じます。

通常の新幹線の場合は、指定席の切符を持っていれば別の時間の新幹線でも自由席なら乗車する権利がありますよね。

でも、ダイナミックレールパッケージの場合は他の電車の自由席の乗車権がないんです。

そのため、

予約と異なる電車に乗ってしまった場合は、新幹線代を全額追加で支払う必要があります。

旅程の都合や体調不良などで時間を早めたい・遅めたいということは起こり得ますよね。

そのときに時間帯を変更できないのは不便に感じる方が多いのではないでしょうか。

びゅうトラベル変更できないのかそれ不便すぎるなー。往復+宿代で安くなるから仕方ないけどこれはお勉強っすね。

— TKB (@bri_oqjf22) July 22, 2022

ダイナミックレールパッケージはなぜ安い？低価格の理由について

ダイナミックレールパッケージは、新幹線を往復で予約した値段と同額程度でホテルまでついてくることもあるほど価格に魅力がある商品です。

いったいなんでこんなに安いのでしょうか…?

ちなみに、往復の交通機関+宿泊セットといえば、JRだけではなくJALやANAなどもパック商品を販売しているのですが、こちらも価格が割安にセットされています。

なぜ、鉄道会社や航空会社を経由して予約すると安くなるのかというと、

確実に往復の移動を自社サービスを利用してくれるから

とされています。

パック商品でない場合は、

「行きは新幹線で、帰りは飛行機」や「行きはJALで、帰りはANA」など自由に組み合わせることができてしまいますよね。

でも、自社でパック商品を販売してしまえば、往復の移動で利用してもらうことが確実なので安く設定していると言われています。

また、

キャンセル率の低さも安さの秘訣です。

つまり、往復の移動手段とホテルが決まっていれば、あとは現地での食べ物や観光スポットを考えるだけですよね。

そのため、移動手段と宿泊を別々で予約するよりもキャンセル率が低くなるということも理由とされています。

ダイナミックレールパッケージの価格変動について

ダイナミックレールパッケージはその名の通り「ダイナミックプライシング」が魅力の旅行商品です。

ダイナミックプライスとは、価格が変動する商品のことを意味しています。

つまり、

混雑する時期は価格が高く、空いている時期は価格が安い

という商品です。

平日に旅行に行く場合や、連休以外の土日などで計画する場合には、JR東日本のダイナミックレールパッケージを検討してみるといいかもしれません＾＾

まとめ

今回は、「ダイナミックレールパッケージ」について調べてみました＾＾

まとめると、

ダイナミックレールパッケージのデメリットは主に以下の3点です。

• 選択できるホテルの種類が少ない点
  
• 繁忙期だと価格が高くなる点
  
• 予約した電車以外には乗車できず、座席変更もできない点

とはいえ、価格はかなり安く設定されている商品が多く、

名前の通り「ダイナミックプライス」なので、繁忙期を避ければお得に利用できる

ということがわかりました。

ぜひ旅行の計画の際には、ダイナミックレールパッケージも候補に入れてみてくださいね＾＾